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長井都市計画区域追加など承認

第160回山形県都計審 米沢都計道片子旭町線は廃止

2010月3月15日掲載

 第160回山形県都市計画審議会(高野公
男会長)が3月15日、県庁601会議室で開
かれた。今回は、長井都市計画区域を追加
する変更案が諮問されたほか、同変更に伴
う整備、開発及び保全の方針の変更、同じ
く同区域のうち用途地域の指定のない区域
における建築物に係る制限の指定、山形広
域都市計画道路3・4・203号荒谷高線の
変更、米沢都市計画道路の変更についての
4議案が付議され、いずれも了承された。
 長井都市計画区域の追加は、すでに都市
計画決定されている市街地の南側におい
て、幹線道路や下水道の整備が進み、開発
が進んでいる状況から、無秩序な開発防止
と適正な土地利用の誘導を行う必要性があ
るとして、置賜生涯学習プラザを含む区域
で都市計画公園の追加変更が進められてい
る九野本地区と、市街地南側の泉地区(一
部)、時庭地区(一部)、歌丸地区(一
部)、河井地区、今泉地区を合わせた約80
9haを追加し、約2,313haとする。追加

された区域(用途市域の指定のない区域)
における容積率は200%、建ぺい率は70%
となる。
 荒谷高線の変更は、天童市が荒谷西地
区で計画している工業団地整備に関連し、
団地内に整備される幅員16mの幹線区画道
路との交差点部に右折レーンを付加する。
また、この区間を含めた延長約930mについ
て、法線の折れ点を解消して、交通の円滑
化を図る。
 米沢都市計画道路の変更は、昭和12年に
当初決定された3・4・12号片子旭町線につ
いて、代替機能を有する道路がほかに存在
することから廃止するもの。それに伴い、
3・3・6号万世中田線との交差点として予
定されていた部分について、右折レーンに
かかる道路区域も削除された。また、3・
4・10号通町花沢線は、終点部約380m区
間の線形を、現在の道路区域に合わせるた
め、東側にシフトさせる。