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秦・伊藤設計に決定

山形市医師会 医師会館の移転新築事業

2010月1月25日掲載

 山形市医師会(山形市香澄町2丁目9の
13 徳永正靭会長)は、同会館の移転新築
事業の設計業務を秦・伊藤設計に委託し
た。今後、具体的な工程スケジュールをま
とめ、23年夏ごろの完成を目指し、手続き
を進めていく方針だ。
 香澄町2丁目地内の現医師会館は、昭和
48年に竣工した施設で、築後35年以上が経
過し、内部給排水管の老朽化が進んでい
る。一方、山形市が緑町地内1丁目地内に
開設し、同会が運営を委託されている夜間
救急診療所が入っている建物も、元自治会
館だった施設で、老朽化が著しいことか
ら、利用者の利便性を高める目的で統合を
立案した。

建設用地は、市が所有する市民会館北側
の県勤労者福祉センター跡地約1,500u。
新しい施設に必要な機能・規模などについ
て検討を進めており、具体的な規模等は未
定だが、RC4〜5Fの施設となる見通し
だ。
夜間救急診療所に併設されている休日救
急歯科診療所を運営している山形市歯科医
師会や、山形市薬剤師会とは、山形市が中
心となって調整を図っていく。
 今後、2月早期に設計者と正式な打ち合
わせを行った上で、実際の作業に入り、順
調にいけば23年7〜8月ごろの完成を目指し
たいとしている。

建設用地の県勤労者福祉センター跡地
▲建設用地の県勤労者福祉センター跡地

現在の医師会館
▲現在の医師会館