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件数、金額ともに増加

東保証山形まとめ 12月の公共工事動向

2010月1月11日掲載

 東日本建設業保証山形支店は、12月の県
内公共工事動向をまとめた。12月の取扱い
は、336件(対前年同月比44件、15.1%
)で、請負金額79億3,200万円(同20億2,
183万円、34.2%)、保証金額33億4,900
万円(同4億5,427万円、15.7%)の増加
となった。特に、県発注では、件数で28
%、請負金額で77.2%、保証金額で74.3
%の大幅増となっている。
 4月からの累計では、件数が4,198件(8
91件、26.9%増)、請負金額が1,475億8,
000万円(310億5,987万円、26.7%増)
、保証金額が601億9,400万円(139億8,07
8万円、30.3%増)。請負金額で見てみる
と、国は36%、県は26.7%、市町村は23.
1%の増となった。
 12月単月の発注者別の取扱いでは、国土
交通省が請負金額で、ほぼ前年同月並み

となっているが、農林水産省は20.6%の減
少。県関係では、企業局が58.9%の減少と
なったほかは、土木部で71.7%、農林水産
部で46%、教育庁で163.3%、警察本部で
832.4%の増加。同じく、前年同期と比べ
た請負金額の累計では、農林水産省が35.7
%、国道交通省が35.3%、県土木部が42.
1%、教育庁が144.7%、警察本部が70.9
%の増加となったほか、農林水産部で6.9
%、企業局で50.3%の減少などとなってい
る。
 県内の自治体で急速に導入が進んでいる
中間前払金の12月の取扱いは、28件で、請
負金額17億4,800万円、保証金額3億4,80
0万円だった。累計では、件数で222.9%
、請負金額で168.9%、保証金額で173.8%
の増加となり、順調に取扱いが増えている
ことがうかがえる。