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佐藤孝弘市長らが安全祈願

2024月4月2日掲載

 山形市は、老朽化した東消防署蔵王温泉
出張所の改築計画を進めており、2日、現
地で安全祈願祭が執り行われ、本格着工す
る。
 式典は、佐藤孝弘山形市長をはじめ工事
関係者ら20人が出席、施工者を代表し市村
清勝市村工務店社長らが「地鎮の儀」を執
り行い工事の安全を祈願した。
 佐藤市長は「同施設は、防災機能強化
と、安全安心な地域社会の実現に向けた拠
点として整備するもので、蔵王地区だけで
なく市内全域に出動可能な体制を整えてい
る」と施設を紹介した。
 蔵王温泉出張所は、1972年に建てられた
施設で、老朽化していることと、敷地が

手狭なことから移転新築するもので、用地
は蔵王温泉同志平地内に約8,000m2確保し
た。新施設は、RC1F784.69m2規模で具体
化の方針で、機能面についても、新たに救
急隊を配備するほか、噴火などをふくめた
災害発生時の活動拠点となる機能も備えた
施設とする。施工は建築工事が市村工務
店・千歳工務店建設工事共同企業体、電気
設備工事は東照電気、機械設備工事は弘栄
設備工業、木製建具工事は山形市伝統建具
工芸協同組合が担当する。工期は2025年1
月10日迄、設計はアーキブレン山形が担当
した。

完成イメージ
▲完成イメージ

鍬入れをする佐藤市長
▲鍬入れをする佐藤市長