最上小国川流水型ダム
山形県
2019月12月27日掲載
山形県が最上町大字富澤地内に建設を進
めている最上小国川流水型ダムの堤体工事
が完了したことから12月27日から試験耐水
を開始する。洪水時最高水位に達するのは
1月6日頃の予定で、合わせて6〜12日に見
学会を開催する。試験湛水は、ダムの本格
的な運用を始める前に実施に水を貯めて、
ダムの堤体及び貯水池周辺の安全性を確認
するため実施するもので、洪水時最高水
位(EL:309m)まで上昇させ、ダムの上
部から水が溢れる状態(越流)まで確認す
る。
最上小国川流水型ダムは、堤高41m、堤
頂長143mの重力式コンクリートダムで、
総貯水量230万m3、洪水調節容量210万m3の
規模となっている。施工は、前田・飛島・
大場特定JVが担当しており、今後仕上げ工
事を行い完成を迎える。
▲下流から