中央公民館補強・増改修で安全祈願
山辺町 来年3月の完成へ
2010月9月17日掲載
山辺町の中央公民館耐震補強及び増改修
の安全祈願祭が、9月17日に現地で行われ
た(9月3日付に関連記事)。
同町山辺1番地地内にある既存施設(RC3
F2,040.803u)は、昭和45年の建設。耐
震診断の結果、現在の耐震基準を満たして
いないことから耐震壁の設置など、補強工
事を行うとともに、改修も行う。また、2
階にある図書室が狭あい化していることか
ら、南側に別棟としてRC1F265u規模で
増築する。図書室のスペースは、これまで
の約3.5倍となり、蔵書能力は、約1万9,0
00冊となる。これまで図書室として利用し
ていたスペースは、1階にあった子育て支
援室として利用、1階の集会室につい
ては、東側に約110u増築し、収容人員を
、これまでより100人多い約400人とする。
当日は、町、教育委員会、議会、設計、
施工の関係者約20人が出席。神事では、遠
藤直幸町長や、設計を担当した羽田設計事
務所の水戸部裕行代表、施工を担当する市
村工務店の市村清勝社長らが玉串を捧げ、
工事の安全を祈願した。
遠藤町長は「公民館は地域コミュニティ
の核となるもの。町づくりの基本は人づく
りであり、多様な学習機能の拡充を図って
いく。来年3月の完成が楽しみだ」とあい
さつした。
▲関係者一同による神酒拝戴
▲鎌入れの水戸部代表