井上・たくみ・丸与JVに
山形市 南山形住宅F棟の建築
2010月6月16日掲載
山形市は、南松原2丁目地内の老朽化し
ている南山形住宅建替事業の一環としてF
棟の整備を計画し、6月16日に条件付き一
般競争入札した結果、4億0,780万円で井
上・たくみ・丸与建設工事共同企業体に決
めた(詳細は、有料会員ページ官庁工事情
報に掲載)。
南山形住宅は、昭和42年度から46年度に
かけて順次、整備された施設で、老朽化が
進むとともに、間取り等が現代のニーズに
マッチしなくなっていることから、順次、
建替えを行っており、すでに、20〜21年度
で敷地東側にRC壁式4FのC棟及びD棟(各
16戸)を整備している。
配置プランでは、中層耐火4Fのアパート
2棟(A棟、B棟)は残し、準耐火2F及び
準耐火1FのA型、B型、C型、D型住
宅を対象に、全体で139戸分を整備する。
すでに整備されたC棟・D棟が、各16戸の
ため、残りは107戸分となり、敷地中央付
近にE棟(35戸)、F棟(40戸)、G棟(
32戸)の3棟を順次整備していく方針。敷
地の西側にあるB型住宅は解体され、駐車
場として利用していく。市管理住宅課では
、おおむね27年度ごろまでには、全体の整
備を終えたいとしている。
今回、発注されたF棟は、RC4F2,717.8
6uで、エレベーター(9人乗り)1基、自
転車置き場2棟40台、ゴミ置き場1棟も含ま
れる。実施設計は、鈴木建築設計事務所が
担当した。予定価格は、412,850,000円
。工期は、2011年6月20日まで。