高子会長を再任、副会長に小笠原、日下部両氏を選出
山形市建設同友会が定時総会
2010月6月11日掲載
山形市建設同友会(高子春雄会長)の平
成22年度定時総会が、6月11日、山形市の
パレスグランデールで開かれ、今年度の事
業計画案などが承認された。
当日は、会員44社が出席した。高子会長
は「公共事業は、ピーク時の40%程度に減
った一方、業者数は10%程度しか減ってい
ない状況で、全く先の見えない、何をすれ
ばいいのかもわからない現状だが、自分の
首を自分で絞めるようなことをしていては
業界として成り立っていかない。今こそ、
一致団結して、生き残っていくための方策
を見つけていこう」とあいさつした。
会員からは「県発注の工事では、一つの
物件に何十社も参加し、まず受注すること
ができない。雇用調整助成金も活用させ
てもらっているが、それだけではとても雇
用を継続させていくことはできず、そろそ
ろ幕を引こうかとも考えている。せめて、
市の工事だけでも、下請けは市内の業者に
させてもらえるよう、市側に要請してもら
えないか」などの要望が出された。高子会
長は「機会があるごとにお願いはしている
のだが、実現は、なかなか難しいようだ。
しかし、業界の他の団体と連携し、要望活
動を展開できないか検討していきたい」と
答えた。
任期満了に伴う役員改選では、高子会長
を再選。副会長には、小笠原建設の小笠原
雅彦氏、日下部工務所の日下部弘幸氏を選
出した。
▲高子会長