文翔館エリアウォーカブル基本構想
県村山総合支庁
2024月8月19日掲載
山形県村山総合支庁は、まちなか賑わい
空間形成事業の一環として「文翔館周辺エ
リアウォーカブル基本構想」の策定に着手
するための検討業務を日本工営に委託して
いるが、関連業務として9月26日第1回
ワークショップ(エリアの課題を考えよ
う)を開催する予定で、参加者を募集して
いる。また、8月27日に文翔館劇場ホール
で講演会を開催する。
基本構想の策定は、今年度で素案をまと
め2025年度で内容をまとめる方針で、26
年度から具体的施策を展開していく。
県は、「第4次山形県総合発展計画長期
構想」の中で、「多様な人の出会い・交流
を通じ、地域にイノベーションが生まれ
る賑わいを創出」、「人通りと賑わいに溢
れたコミュニティ空間の創造」に向け、歩
いて楽しめる美しい道路空間の整備等の推
進を掲げている。文翔館周辺エリアでは、
新山形市民会館の新築をはじめ、各種の施
設整備が進められており、これらの事業と
一体となって県道をウォーカブルな空間に
改変する事業に取り組む構想で、山形市が
進めている粋七エリア整備計画ともリンク
する。このほか文翔館前から山形銀行本店
交差点までの区間を南に一歩通行にするほ
か、東西線の右左折レーンを閉鎖するなど
の社会実験を行うほか、VR画像の作成も行
う。