過去3年で最低
8月県内公共工事動向
2015月9月10日掲載
東日本建設業保証山形支店は、8月の県
内公共工事動向をまとめた。8月の取扱は
前年同月と比べて、件数は69件、請負金額
で57億9,748万円、保証金額で17億6,732
万円の減少となった。4月からの累計で
は、件数で277件(12.9%)、金額は128億
9,002万円(12.4%)、保証額で44億2,72
5万円(11.1%)の減額となり、すべての
項目がマイナスとなった。発注先別請負金
額でみると国が18億1,800万円(59.5%)
、県が29億6,000万円(43.9%)とメーン
の発注先が大きく減額しており、全体の
数字を押し下げているが、市町村がほぼ昨
年同額の53億1,000万円(1.0%)と健闘し
ている。結果下記のグラフが示すように月
別推移は過去3年で最も低く、平成25年度
の半分以下にとどまった。
工事種類別保証取扱高の8月請負金額を
みると、機械器具設置の71.6%増を除きす
べて工種がマイナスとなっており、中でも
管工事が80.8%、測量が80.7%、土木31.1
%と大きく減額、結果累計のマイナス幅も
大きくなった。