投資的経費は27億
県補正予算案
2015月9月9日掲載
山形県は8日、15年度補正予算案を県議
会に内示した。補正規模は47億4,500万
円で、うち投資的経費は27億4,500万円
となっており、57.85%を占めている。
主な事業を見ると、国庫内示に伴う公共
事業等追加が16億9,600万円、米沢飯豊
線雪崩緊急対策、戸沢村古口地区地滑り対
策など災害対策関係に7億0,400万円、鼠
ヶ関マリーナ管理施設修繕等を実施する港
湾施設等整備関係に7,000万円、港湾事業
特別会計枠で酒田港高砂ふ頭コンテナヤー
ドの拡張に6,000万円を計上、社会資本の
整備・強化を図る。さらに県立農業大学校
に林業関係学科を設置する事業に1億6,70
0万円を組み入れ、施設改修や先端林業
の人材育成及び素材供給能力の向上を図る
ほか、県立産業技術短期大学校に土木エン
ジニアリング科（仮称）の設置するための
実施設計委託費として400万円、西置賜地
域における特別支援学校分校設置（長井豊
田小・長井工業高校）に関連した実施設計
委託費100万円を組み入れていることなど
が注目される。また、建設産業若年従事者
育成支援に200万円を追加、若手や女性従
事者の大型車両等運転免許取得に対する助
成枠を増やす方針。
県議会は、14日に開会し10月6日までの
23日間で、予算特別委員会は25、28、29
日の開催を予定している。
