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県、市町村は請負額増

12月の県内公共工事動向

2015月1月19日掲載

 東日本建設業保証山形支店は、12月の県
内公共工事動向をまとめた。12月の取扱は
前年同月と比べて件数は44件減少したが、
請負金額が8億3,019万円増額、保証金額
は10億7,315万円の増額となった。4月か
らの累計では、件数で82件(▲2.1%)、
金額で150億7.765万円(▲8.1%)、保証
額で59億3,358万円(▲7.9%)の減と依
然として下回ったレベルで推移している。
 発注先別請負金額では、国が85.9%と大
きく減少したものの、県が62.0%、市町村
が50.6%、独立行政法人が367.9%の増額
となった。下記のグラフが示すように前

年度同月比では5月から6か月連続で下回っ
て推移してきたが、11月は24億6,200万円
(18.7%)、12月は8億3,000万円(11.3%)
と2ヶ月続けて上回った。また、過去10年
間の請負金額ベースでは2番目の水準を維
持している。
 工事種類別保証取扱高の12月請負金額を
みると、土木、建築、調査、測量、機械器
具設置は増加し、電気、管、設計は減少、
4月からの累計は建築0.1%、調査10.4%増
加しているがそのほかは減少している。