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12月は過去2年の水準

県内公共工事動向

2013月1月17日掲載

 東日本建設業保証山形支店は、前払金保
証から見た12月の県内公共工事動向をまと
めた。
 12月の取扱は前年同月と比べて、件数で
103件(▲34.3%)の減となったものの、
請負金額で1億5,350万円(2.3%)、保証
金額では2億8,087万円(▲8.2%)の減と
なった。
 4月からの累計でも、件数で13件(▲0.
4%)となっているものの、請負金額では26
4億3,142万円(25.1%)、保証額で102億7
,788万円(24.0%)の増となっている。
 12月の発注者別では、国が1件、独立行
政法人等2件、県61件、市町村35件、地方
公社2件、その他2件と全ての発注先で減と
なっているが、請負金額では国が7億3,6

00万円(166.8%)、独立行政法人1億4,80
0万円(111.6%)、市町村5億8,900万円(
21.3%)、その他7,700万円(15.2%)そ
れぞれ増額している。しかし、県は12億6,
300万円(▲44.7%)減額した。
 工種別の12月単月前年比をみると、件数
では機械器具設置とその他を除く工種が減
少となっているが、請負金額では建築4億6
,400万円、電気3億7,900万円、管4,900
万円増額した。
 請負金額月別推移グラフでみると、4月
以降過去2年と比較して増加傾向で推移し
てきたが、11、12月は過去2年の水準に戻
ってきている。