2013 年賀
謹賀新年
2013月1月1日掲載
新年明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましてはつつがなく新しい
年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと31年ぶりと
いわれた大雪に見舞われ、大震災後の建設
業界の対応やスタンスなど多くの不安の中
でのスタートとなりました。
御承知の通り、私たちを取り巻く環境は
依然厳しい状況が続いております。とりわ
け東北地方は未曾有の災害に見舞われ、地
震、津波、放射能、風評被害に悩まされた
1年でもありました。それでも、少しずつ
復旧の槌音が聞こえ始めており、建設業に
課せられた使命が益々大きくなってきてい
るのも事実です。山形県内に視点を移して
みても、多くの建設関係者が被災地に出向
くなど、今後も復旧・復興に関して山形県
の建設関連業者が関わっていくと思われま
す。しかし、県内の官・民工事も従来通り
発注が見込まれ、特に福祉施設、耐震
改修、小中統合校に加え、山形大学関連施
設などの建築案件や東北中央道路関連では
区間最長の三吉山トンネルが発注されたほ
か、日本海沿岸道路関連、最上小国川ダム
など大型土木事業も多く予定されていま
す。
また、昨年後半にクローズアップされた
専門業種に携わる職人不足や、生コン・ア
スファルト合材等の供給問題により、受注
制限をしなければならなくなるなど深刻な
状況となっていることも早期解決しなけれ
ばならない課題の一つです。
『建設経済情報』も発足して3年が経過
しました。これもひとえにこれまで支えて
いただいた皆様方のご温情のおかげと感謝
申し上げます。今年もこれまで以上に会員
皆様方のお役にたてる情報提供を心掛け、
スタッフ一同一丸となって頑張りますの
で、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い
申し上げます。
新しい年がより良き年でありますよう心
からご祈念いたしまして、新年のご挨拶と
させていただきます。
株式会社IT企画
代表 木 勲