エネルギー基本計画の骨子公表
家庭業務部門ではZEB、ZEHを推進
2010月4月2日掲載
総合資源エネルギー調査会総合部会は3
月24日、基本計画委員会(委員長・黒田昌
裕東北公益文科大学学長)第2回会合を開
催し、2030年度までのエネルギー政策の指
針となる「エネルギー基本計画」の見直し
骨子案を公表した。
策定については、2020年の温室効果ガス
を90年比25%削減の目標達成に向け、排出
量が増え続けている家庭・運輸部門などC
O2排出量を半減させるため、IT(情
報技術)を活用したスマートグリッド(次
世代送電網)など、新しいエネルギー関連
産業を経済成長につなげることが柱だ。ま
た、今回の計画からエネルギー安定確保の
目標として、従来の自給率ではなく国内で
確保できるエネルギーに海外の資源権益を
加えた「自主エネルギー比率」を創設。現
在の38%から70%への向上を目指す(詳細
は、有料会員ページトピックスに掲載)。
▲直嶋大臣