23年度の保証実績
東日本建設業保証
2024月5月7日掲載
東日本建設業保証山形支店は、23年度の
保証実績をまとめ発表した。
山形県内の公共工事動向を前払金保証実
績で見てみると、山形県全体の件数が3,11
1件、請負金額が1,616億0,100万円で、
前年度比件数で106件減少（▲3.3%）、
請負金額で130億5,000万円の減額（▲7.5
%）となっている。
発注者別では、国関係は前年度に比べ件
数で13件、請負金額では72億5,900万円
減、そのうち国土交通省が件数で31件、請
負金額で96億5.200万円減少しているが
、中で東北地方整備局が件数で30件、請負
金額で95億4,800万円減少している。独
立行政法人等については、国立大学法人が
15件、14億1,900万円の増、東日本高速
道路は同件数で、金額が12億0,700万円
増額している。
山形県関係では、件数で46件、請負金
額では91億円減少した。そのうち県土整備
部が件数で32件の減で、請負金額では35億
0,500万円増加している。これは、道路改
築事業、道路施設長寿命化事業、河川整備
補助事業関連等の大型事業が増加している
ことが要因とみられる。農林水産部は件数
で20件、請負金額で16億3,200万円の増、
警察本部が件数で５件、請負金額で1億1,6
00万円増加した。一方で教育庁が10件、3
1億3,800万円減、病院事業局が6件、96億
3,300万円減少しており、大型プロジェク
トの完了が主因とみられる。
市町村関係では、件数で34件減少してい
るが、金額では56億4,800万円増額して
おり、これは上山市86.1%、長井市142%
、大江町202.6%、高畠町576.8%、三川町1
02.8%、小国町88.8%の増となっており、
これら自治体が金額を押し上げた。
