20年度の保証実績
東日本建設業保証
2021月4月21日掲載
東日本建設業保証山形支店は、20年度の
保証実績をまとめ発表した。
山形県内の公共工事動向を前払金保証実
績で見てみると、山形県全体の件数が3,56
4件、請負金額が1,723億円で、前年度比
件数で208件減少(▲5.5%)、請負金額で
311億円の減額(▲15.3%)となっている
。工事目的別の推移でみると、前年度に比
べ請負金額で「農林水産」が12億円の増加
した半面、「教育」が111億円、「道路」
が87億円、「治山・治水」が48億円、「庁
舎」が38億円減少した。
発注者別では、国関係は前年度に比べ件
数で43件、請負金額では33億円減少、その
うち国土交通省が件数で55件、請負金額で
79億円減少しているが、中で東北地方整備
局が件数で54件、請負金額で78億円減少し
た。要因は山形河川国道事務所、酒田河川
国道事務所、新庄河川事務所ともに全体の
工事量が減少したことがあげられる。独
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立行政法人等についても東日本高速道路が
27億円、国立大学法人が14億円減少してい
る。
山形県関係では、件数で133件、請負金
額で85億円の減少、特に県土整備部が件数
で89件、請負金額で25億円減少した。これ
は、全体の工事量の減少と最上小国川流水
型ダム建設事業が終了したことなどが主
因。農林水産部は、山形県農業総合研究セ
ンター園芸試験場関連工事が終了したこと
などにより、19件、13億円の減少、観光文
化スポーツ部は、総合文化芸術館関連工事
による反動減で52億円減少した。
市町村関係では、件数で6件減少した
が、金額で135億円減少しており、35市町
村の中で21市町村が減少した。特に大きい
のは、米沢市47億円、鶴岡市24億円、酒田
市20億円、遊佐町20億円となっている。
