電気工事が大幅増
10月県内公共工事動向
2017月11月16日掲載
東日本建設業保証山形支店は、10月の県
内公共工事動向をまとめた。10月の取扱は
前年同月と比べて、件数で4件、請負金額
で9億8,742万円、保証金額で7億5,097万
円減少した。内容を見ると、工事種類別請
負金額では、電気工事が440.9%増と大幅
増となったほか、管が26.6%、調査が31.0
%、機械器具設置が20.8%の増となった。
反面、建築は51.8%、土木4.0%、設計16.7
%、測量が4.0%減額した。
4月からの累計では、建築が20.3%、管4
5.0%、調査11.7%、機械器具設置36.8%の
伸びを示しているが、土木は4.6%、電気4
4.0%、設計14.8%、測量16.9%のマイナス
となっている。
発注先別請負金額でみると、国が8億18,
600万円(3.2%)、市町村が25億7,400万
円(6.6%)増額しているが、県は5億3,20
0万円(1.5%)の減額となっている。市の
内訳をみると、山形市が29億6,300万円(
65.0%)、米沢市5億0,500万円(63.6%)
、酒田市3億5,800万円(9.3%)、寒河江
市1億5,700万円(15.2%)、村山市2億1,0
00万円(24.5%)、東根市6億0,600万円
、尾花沢市23億6,200万円(476.4%)の
増となっており、鶴岡市、新庄市、上山
市、長井市、天童市、南陽市はマイナスと
なった。