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507億5,000万円の減

3月県内公共工事動向

2016月4月18日掲載

 東日本建設業保証山形支店は、15年度末
3月の県内公共工事動向をまとめた。3月の
取扱は前年同月と比べて件数で12件増加し
たが、請負金額で41億3,972万円、保証
金額14億0,445万円の減少となった。
4月からの累計では、件数で659件(▲15.
9%)、金額は全体で1,384億3,400万円と
なり、前年度に比べ507億5,000万円、率
にして26.8%の大幅減額で、保証額も198
億7,100万円(▲25.7%)減額した。
 発注先別請負金額では、市町村が前年同
月比109.2%の伸びを示したものの、他

は大きくマイナスしている。その結果、下
記のグラフが示すように6月が前年同月増
となったほかはすべての月でマイナスとな
った。
 工事種類別保証取扱高の3月請負金額を
みると、設計と調査がプラスで、他はすべ
てマイナスで、土木は件数が24.8%増、金
額は30.7%減となっている。累計では、設
計が7.7%増額したほかすべての工種が減額
しており、建築は40.3%マイナスした。