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HOUSE-M、エコ住宅が受賞

第33回東北建築賞

2013月3月15日掲載

 東北建築学会東北支部が毎年実施してい
る「東北建築賞」の第33回受賞作品が決ま
った。今回は、小規模建築物部門10点、一
般建築物部門12点、全体で22点の応募があ
り、企画力、技術力、地域への貢献・文化
度を選考基準に「作品賞」6件を選定、山
形県内から1作品が選ばれた。
 受賞したのは、山形市中心部の住宅地に
新築した一般住宅「HOUSE-M」で、実用
的なエコハウスを志向した木造住宅。外観
は県産杉材を使用した横板張り、外壁、屋
根及び基礎部分や開口部の仕様に工夫が見
られ、高断熱仕様になっている。設備も太
陽熱利用温水器、太陽光発電、薪ストーブ
などを設置するなど、無理のない範囲で再
生可能エネルギーが利用されている点な

どが高く評価された。
 設計監理は東北芸術工科大学の竹内昌義
氏、馬場正尊氏、亀岡真彦氏、中村聡志
氏。施工は地元の三浦建築が担当した。6
月22日に岩手県公会堂で表彰式が行われ
る。