数者が応募
旧黄金村役場解体材の無償譲渡
2012月1月12日掲載
鶴岡市は、清龍寺地区にある旧黄金村役
場庁舎を解体撤去するに当たり、希望する
個人又は団体に解体部材の一括無償譲渡を
決め、公募していたが、10日で締め切っ
た。
数者が応募しており、今後、応募条件等
が合致しているかなど審査を実施、今月末
には譲渡者を特定する方針で、その後、公
益的に使用すると認められた場合は譲渡契
約を交わすが、それ以外の場合は市議会の
承認後の契約となる。
旧黄金村役場は1936年に建設された木造
2階建で、土蔵が棟続きで併設され、外観
は木板張り、黒瓦葺き、窓枠はサッシに替
えられているが、当時の雰囲気を色濃く残
している。また、同市出身の作家藤沢周平
氏が以前勤務した役場であるといった歴史
的価値もあることから、観光施設として保
存整備を検討した経緯もあったが、今回解
体することを決定した。