12月1日から募集開始
鶴岡市 旧黄金村役場庁舎
2011月11月27日掲載
鶴岡市は、清龍寺地区にある旧黄金村役
場庁舎を解体撤去するに当たり、希望する
個人又は団体に解体部材の一括無償譲渡を
決めたことから、12月1日から公募を開始
する。
応募条件は、▽腐食や破損などで使用で
きない部材以外の全てを一括譲り受ける▽
仮置き場からの積込運搬等の費用は自己負
担とする▽契約締結日から10年間、申し込
み時の計画通り使用することなど。
応募締切は来年1月10日まで、その後市
の審査を経て、公益的に使用すると認めら
れた場合は譲渡契約を交わすが、それ以外
の場合は市議会の承認後の契約となる。
旧黄金村役場は1936年に建設された木造
2階建で、土蔵が棟続きで併設され、外観
は木板張り、黒瓦葺き、窓枠はサッシに替
えられているが、当時の雰囲気を色濃く残
している。また、同市出身の作家藤沢周
平氏が以前勤務した役場であるといった歴
史的価値もあることから、観光施設として
保存整備を検討した経緯もあったが、今回
解体することを決定した。
問い合わせは鶴岡市契約管財課までTel:
0235-25-2111
▲旧黄金村役場