トピックス

「ユトリアケアセンターかすみ」が起工

ヤマコーグループの福祉事業参入第1弾

2011月5月28日掲載

 ヤマコーグループの福祉事業参入の初弾
となる「ユトリアケアセンターかすみ」新
築工事の起工式が5月28日、山形市香澄町2
丁目地内の現地で行われた。
 山交ビル向かいの山形市香澄町2丁目3-3
2地内の敷地444.91uに、SRC地下1F地上8
F延べ2,573.101uの小規模特別養護老人
ホームと小規模多機能型居宅介護を併設し
た施設で、2Fに通所介護、厨房、浴室、3F
〜4Fに短期入所サービス(ユニット型20
人)、5Fに小規模多機能型居宅介護(登録
25人)、6F〜8Fに小規模特別養護老人ホ
ーム(29人)が配置される計画だ。来年3
月上旬には完成させ、4月の開所を目指
す。
 当日は、ヤマコーグループや設計・施工
関係者ら約30人が出席。設計を担当した飯
野設計事務所の飯野清治代表、社会福祉法
人ユトリア会の武田吉則理事長、施工を担
当する山形建設の後藤完司社長が鍬入れ

の儀を行い、工事の安全を祈願した。
 式典終了後、ユトリア会の武田理事長
は「ここは、もともとバスの待合所だった
建物があった所で、施設が老朽化していた
ことから今後の利用を考慮していたが、高
齢化社会のなかで、中心市街地にも老人福
祉施設が必要ではないかと考えた。これま
でこうした施設は、どちらかというと郊外
に整備されているケースが多いが、中心市
街地にあることで、ご利用される方々も、
違和感なく普段の生活形態の中で過ごして
いただけるのではと期待している」とあい
さつした。
 山形建設の後藤社長は「現場周辺は交通
量・歩行者が非常に多いが、第三者の安全
に万全を期すとともに、来年の3月には、
無事故無災害で皆様に喜んでいただけるし
っかりとしたものを誠心誠意つくってい
く」と決意を述べた。

ユトリアケアセンターかすみの完成模型
▲ユトリアケアセンターかすみの完成模型

関係者一同による神酒拝戴
▲関係者一同による神酒拝戴