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災害時に為すべきこと 見つめ直す

県建築士会山形支部 第59回通常総会

2011月5月17日掲載

 山形県建築士会山形支部(伊藤彰支部
長)の第59回通常総会が、5月17日、山形
グランドホテルで開かれた。
 当日は、正会員171人(うち委任状120
人)のほか賛助会員多数が出席。伊藤支部
長は「全国大会の余韻が残る中、やっと平
常通りの事業が行えたと思っていた矢先の
3月11日に東日本大震災が発生した。被災
された関係者の皆様に心からお見舞いを申
し上げたい。震災の翌日、県から被災地へ
の応急危険度判定士派遣について準備して
ほしいと連絡を受けたが、停電が続いてい
たこともあり、対応に苦慮した。結果的
に、受入側の体制が整っていなかったこ

とやガソリンなどの不足もあり、待機に終
わったが、この山形の地で大規模災害が発
生した場合、われわれ建築士がどのように
対応していかなければならないのか、大き
な課題をいただいた気がする。復興にでき
る限りの協力をしていくとともに、支部会
員の技術力向上を図り、親睦を深め、絆を
強くできるような23年度事業にしていきた
い」とあいさつした。
 この後、22年度収支決算、23年度予算
案、各種研修会・講習会、木造住宅耐震診
断事業への協力等を盛り込んだ23年度事業
計画案等が審議され、原案通り了承され
た。

伊藤支部長
▲伊藤支部長