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日建・本間共同体に実施設計委託

山形県 こころの医療センター新築

2011月2月2日掲載

 山形県病院事業局は、県立鶴岡病院の移
転改築事業となる「こころの医療センタ
ー」建設事業の実施設計業務について、1
月21日付で日建・本間設計共同体に委託し
た。契約金額は9,000万円(予定価格9,00
8万1,000円)。(1月5日付に関連記事掲
載)。
 鶴岡市高坂地内にある既存の鶴岡病院
は、昭和40年代の建設で老朽化や狭あい化
が進むとともに、機能面でも精神医療を取
り巻く環境の変化に十分に応えられない状
況となっていることから、県では改築整備
することとし、平成20年3月に改築整備基
本計画を策定。20年10月にはプロポーザル
方式で基本設計業務を日建・本間設計共同
体に委託(履行期限=21年3月23日)した。
 しかし、基本計画で示された鶴岡市茅原
字草見鶴地内の建設予定地周辺の住民への
新しい施設に関する事前の説明が十分でな
かったため、住民の間に不安が募り、建設
に当たっての合意形成に時間がかかってい
た。

 病院事業局では、鶴岡市と協力しなが
ら、昨年7月上旬までに12回に及ぶ住民説
明会を開き、新たな施設の概要や機能、役
割などを丹念に説明し、昨年12月にようや
く地元自治会の理解が得られていた。
 基本プランでは、茅原字草見鶴地内の約
3.9haに、病床数213床(救急病棟48床
、子ども・ストレス病棟48床、社会復帰病
棟50床、慢性期病棟50床、医療観察病棟1
7床)のメンタルヘルス型病院を整備する
計画で、現段階で想定している規模は、RC
3F約1万5,000u。本館棟のほか、2階建
ての医局・サービス部門棟、体育館兼デイ
ケア・作業療法部門棟などで構成される予
定。
 当初のスケジュールでは、22〜23年度で
建設し、24年度の開院を予定していたが、
23年度は実施設計と合わせ、用地買収及び
造成工事を進め、工事発注は24年度となる
見通しで、2カ年事業で建設し、26年早期
の開院を目指す。