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佐藤孝弘市長らが安全祈願

山形市立南沼原小学校改築

2020月9月29日掲載

 山形市がPFI方式を導入し建設計画を進
めてきた南沼原小学校改築工事の安全祈願
祭が29日、現施設北側の建設予定地で執り
行われた。会場には、市関係をはじめ工事
関係者ら80人が出席、佐藤孝弘山形市長、
水戸部裕行羽田設計事務所社長、市村清勝
市村工務店社長が地鎮の儀を行い工事の安
全を祈願した。
 新南沼原小学校改築に当たっては、PF
I(BTO方式)で具体化するため一般競争
入札(総合評価)を実施、45億0,121万1,
190円(落札率99.85%)で市村工務店グ
ループ(代表・市村工務店、小野建設、愛
和建設、渋谷建設、羽田設計事務所、東照
電気、黒澤建設工業、山形ビルサービス)
が落札した。事業を進めるにあたってSP
C・南沼原フューチャーエイトを設立、設
計・監理を羽田設計事務所に委託、建築工
事は市村工務店・小野建設・愛和建設特定
JV、電気設備工事は東照電気・タカハシ電
工特定JV、機械設備工事は黒澤建設工業・
山建設備特定JV、外構及び旧施設解体工

事は渋谷建設・市村工務店特定JVが担当す
る。
 新施設はRC3F延べ1万1,768m2規模で具
体化する計画で、建物の特徴は@校舎・放
課後児童クラブ・屋内運動場棟を北側に、
ピロティ・駐車場を持つプール棟を南側に
集約配置し、コンパクトかつ低層の学校と
した。A図書室・コンピュータ室・階段状
の多目的室を「メディアセンター」として
一体で構成。B各学年の普通教室を多目的
スペースで取り囲むようにユニット化(1
〜4年生は2F、5・6年生は3F)。C屋内
運動場とメディアセンターを4つの中庭と
学年ユニットが取り囲むように配置するこ
とで、児童の日常動線が短くなり利便性が
よく、多様な活動が可能となる。D屋外
プールを各学年が利用しやすい2Fに配置し
た。
 事業期間は設計・建設が事業契約締結か
ら22年10月まで、維持管理期間は22年10
月から38年3月までとなっている。

完成イメージ
▲完成イメージ

穿初の儀
▲穿初の儀