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世界かんがい施設遺産

最上川土地改良区・「北楯大堰」

2018月8月17日掲載

 最上川土地改良区(庄内町余目字上梵天
塚15 田澤伸一理事長)が申請していた「
北楯大堰」が、世界かんがい施設遺産に登
録された。
 これは、国際かんがい排水委員会(ICID
)が、建設から100年以上経過し、かんがい
農業の発展に貢献したもの、卓越した技術
により建設されたもの等、歴史的・技術
的・社会的価値のあるかんがい施設を登
録・表彰する制度で、山形県内では初の登
録となる。国内では今年度登録4施設を含
め35施設が登録されている。
 北楯大堰は、1612年に開削された施設
で、庄内町の最上川水系立谷沢川から取

水する頭首工と農業用水路(4.9km)で構
成されている。