17年度総括
県内公共工事動向
2018月4月20日掲載
東日本建設業保証山形支店は、17年度末
18年3月の県内公共工事動向をまとめた。3
月の取扱は前年同月と比べて件数で82件、
請負金額で32億2,224万円、保証金額17億
2,134万円それぞれ減少となった。
4月からの累計では、前年度の比べ件数
で299件(3.4%)、金額は全体で1,526億6
,300万円となり、前年度に比べ199億6,52
0万円、率にして11.6%の大幅減額で、保
証額も88億0,465万円(12.7%)減額した。
発注先別請負金額では、地方公社を除き
すべて減額しており、特に国が13.9%と大
きな減額を示している。その結果、下記の
グラフが示すように8月以降連続で前年同
月比マイナスとなった。
工事種類別請負金額の累計は、建築が32
6億0,200万円で、前年度比9.9%の増額と
なったほか、管工事が57億4,600万円で3
9.8%の大幅増額、調査が18億0,100万円で1
0.0%、機械器具設置が41億3,600万円で84
.6%それぞれ増額しているが、土木が967
億8,200万円で212億3,300万円、率にして
18.0%の大幅減額となったのが総額のマイ
ナスに大きく影響した。
市町村の3月までの請負金額累計をみる
と、全体では3.7%の減となっているが、個
別では山形市が83億0,400万円で、前年
度比27億1,700万円、率にして48.6%の大
幅増額となったほか、尾花沢市が市役所庁
舎改築の発注があったことから415.6%の
増、米沢市1.3%、酒田市4.8%、寒河江市6
.1%、東根市24.8%、それぞれ増額した。
そのほか、白鷹町が199.5%、大蔵村が179
.8%、舟形町が70.6%、小国町が54.1%の
増額となっている。