請負金額は58億の増
16年度末の公共工事動向
2017月4月14日掲載
東日本建設業保証山形支店は、16年度末
17年3月の県内公共工事動向をまとめた。3
月の取扱は前年同月と比べて件数で70件、
請負金額で58億4,553万円、保証金額19億
1,430万円の皆増となった。
4月からの累計では、前年度の比べ件数で1
19件(3.4%)、金額は全体で1,726億2,80
0万円となり、前年度に比べ341億9,400
万円、率にして24.7%の大幅増額で、保証
額も121億9,200万円(21.2%)増額した。
発注先別請負金額では、市町村が前年比
1.1%の減となっているものの、他は大きく
プラスしており、県は41.5%、国は38.8%
の増額となっている。
その結果、下記のグラフが示すように7月
が前年同月比マイナスとなったほかはす
べての月でプラスとなった。
工事種類別保証取扱高の累計請負金額で
は、土木が1,180億1,500万円で、前年度
比9.1%の増となったほか、設計、測量と調
査がプラスで、建築は296億6,400万円で8
.5%の減、電気は110億0,200万円で、36.2
%の大幅減、管は41億2,500万円で0.9%の
減となっている。
市町村の3月までの累計をみると鶴岡市
が対前年度比60.5%、酒田市63.0%、村山
市60.3%、尾花沢市38.7%などが大幅増額
したほか15市町村がプラスとなっている。
一方、山形市47.4%、上山市1.6%%、東根
市43.0%、南陽市13.1%など18市町村がマ
イナスとなった。