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野村安藤・間社長らが鍬入

山形駅西拠点施設が起工

2017月3月25日掲載

 山形県が整備を進めている「山形駅西拠
点施設(仮称)」の安全祈願祭が25日、山
形市双葉町地内の建設予定地で開催され
た。
 式には、吉村美栄子山形県知事ほか県関
係者をはじめ、佐藤孝弘山形市長、施工関
係者ら85名が参加、神事が行われ、設計を
担当した本間利雄が鎌、吉村美栄子山形県
知事が鍬、施工者を代表し安藤・間の野村
俊明社長が鋤入れの儀を執り行い、工事の
安全と早期完成を祈願した。今後準備工事
に入り本格着工の方針で、19年9月15日の
完成を予定している。
 吉村知事は「長年の計画凍結を経て本日
ここに待望の起工を迎えることができ嬉し
く思います。新施設は、山形の文化を育む
拠点として、また、県が目指す山形創生に
向けた交流拠点として活用することを期待
しています。施工を担当する皆様には適切
な現場管理と、安全対策を行い、着実に工
事を進めていただきたい」と祝辞を寄せ
た。さらに、施工者代表の野村俊明安藤・
間社長が「この施設は、山形の顔と位置付
けられており、多くの県民が注目してい
る。施工にあたっては当社がこれまで培っ
てきた技術と知識を総動員し、全力で取

り組んでいきたい」とあいさつした。
  今回の計画は、山形駅西口の山形市双
葉町1丁目地内の3万2,643.05m2に、新県
民会館と位置付けた「山形駅西拠点施設」
を新築するもので、SRC・RC・S造地上5
F地下1F延床1万5,796.28m2規模で具体
化する。
 施工は、建築<安藤ハザマ・山形建設・
千歳建設・市村工務店特定建設工事共同企
業体>、電気設備<ユアテック・東北電
化・電機鉄工特定建設工事共同企業体>、
空調設備<黒澤・弘栄・山形企業特定建設
工事共同企業体>、衛生設備は弘栄設備工
業、客席3層構造2,007席の製作・設置工
事は千歳建設が担当する。

野村安藤・間社長が鋤入れ
▲野村安藤・間社長が鋤入れ