請負額は110億余の減
県内公共工事動向
2015月11月19日掲載
東日本建設業保証山形支店は、10月の県
内公共工事動向をまとめた。取扱は前年同
月と比べて、件数で114件、請負金額で11
0億8,645万円、保証金額で57億6,607万
円とすべて大きく減少した。4月からの累
計では、件数で460件(14.3%)の減、金
額では294億4,102万円(20.1%)、保証
額で122億5,064万円(20.8%)の減額と
なった。発注先別請負金額でみると、県が
75.6%減となったほか、国45.4%、市町村
が41.5%と共に大幅なマイナスを示して
いる。結果、下記のグラフが示すように過
去3ヵ年で8、9、10月は特に低調だったこ
とがわかる。
工事種類別保証取扱高の10月請負金額
は、建築が84.7%、管88.4%と減少幅が特
に大きく、測量が49.6%増加したほかすべ
ての業種でマイナスを示しており、累計で
も設計が14.8%プラスしたほかすべてマイ
ナスとなっている。