各項目大幅減少
5月の県内公共工事動向
2015月6月17日掲載
東日本建設業保証山形支店は、5月の県
内公共工事動向をまとめた。取扱は前年同
月と比べて、件数で115件、請負金額で41
億5,267万円、保証金額で20億4,332万円
の大幅な減少となった。4月からの累計で
も件数で232件（31.1%）、金額で112億8,
441万円（27.2%）、保証額で32億4,626
万円（20.7%）と各項目ともにマイナスと
なっている。発注別の請負金額でみると、
国、県、市町村の主要発注先がともに大幅
な減少を示しており、昨年度は国の経済
対策による大型補正予算対応で大きな伸び
を示した反動と考えられるが、過去10年の
経緯では、件数、請負金額ともに平均レベ
ルで推移している。
工事種類別の5月請負額をみると、設計
が累計供に増加しているほか、各業種すべ
てマイナスとなっており、特に発注件数が
多い土木工事が累計で197件（35.4%）減
少していることが全体の数値に影響してい
る。
