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件数減少、金額10億増額

2月の県内公共工事動向

2015月3月16日掲載

 東日本建設業保証山形支店は、2月の県
内公共工事動向をまとめた。2月の取扱は
前年同月と比べて件数で22件減少したが、
請負金額で10億2,718万円、保証金額は2
億8,081万円増額した。4月からの累計で
は、件数で147件(▲3.5%)、金額で161
億9,454万円(▲8.3%)、保証額で67億6,
824万円(▲8.5%)とすべてマイナスと
なり依然として下回ったレベルで推移して
いる。
 発注先別請負金額では、国が147%(件数
80%)増となっているが、県及び市町村は
マイナスとなっている。その結果、下記

のグラフが示すように前年度同月比では5
月から6か月連続で下回って推移、11月、1
2月は僅かに上回ってきていたが、1月は過
去2年よりさらに落ち込んだ金額で推移、2
月は僅かに上向きに転じた。しかし、過去
10年間の請負金額ベースでは昨年度に次ぐ
2番目の水準を維持している。
 工事種類別保証取扱高の2月請負金額を
みると、建築157.1%、土木49.7%、電気9.
7%、設計209.7%増加したが、管、調査、
機械器具設置はマイナスとなっている。