今年度は11件
13年度山形県優良工事顕彰
2013月7月17日掲載
山形県は17日、「13年度山形県優良工事
顕彰」対象工事を発表した。8月1日県庁知
事室で顕彰式を行う。
今年度の対象工事は11件で、道路部門が
渋谷建設、星川建設、沼田建設、永井建
設、金子建設工業の5件。河川部門が山形
建設、高谷建設、伊藤組の3件。建築部門
がみなと・丸吉特定JVの1件。農林水産部
門が林建設工業、新東京ジオ・システムの
2件。
今回の顕彰対象工事は、944件(1,000
万円以上)で、特に「地域住民と連携した
環境保護活動や清掃活動など地域社会の貢
献が認められる」「新工法の採用や会社一
丸となった創意工夫による品質確保への取
り組み」「厳しい施工条件や自然条件を克
服し、工事施工中の安全確保につとめた」
ことなどにより、出来形、品質共に高い評
価を受け完成し、建設技術水準の向上に努
め、他の模範となる工事であるとして選
定した。
なお、受賞企業に対して、入札参加資格
審査の発注者別評価点数(JVでの受賞を除
く)及び総合評価落札方式の技術点におい
て、加点措置が講じられる。
詳細は次の通り(@施工者A評価ポイン
ト)
<道路部門>
▲平成23年度(明許)道路改築事業(地
特)主要地方道上山蔵王公園線道路改良工
事@渋谷建設A交通規制を極力抑えた施工
の工夫や、山形県リサイクル認定製品の積
極的活用
▲平成24年度道路保全事業(交付金・国
道・舗装補修)一般国道344号舗装整備(
第1工区)工事@星川建設A舗装作業時に
超音波センサーや舗装温度設定装置を使用
した出来形・品質の向上の取り組み
▲平成24年度(県債)河川等災害復旧事業
主要地方道戸沢大蔵線道路災害応急本
工事(第1工区)@沼田建設A日本最大級
の長さの鋼製ラーメン桟道橋の施工と厳し
い現場条件の中、冬期前までに通行可能と
した工程管理
▲平成24年度(県債)河川災害復旧事業主
要地方道戸沢大蔵線道路災害応急本工事(
第2工区)@永井建設A日本最大級の長さ
の鋼製ラーメン桟道橋の施工と厳しい現場
条件の中、冬期前までに通行可能とした工
程管理
▲平成23年度道路改築事業(交付金・地方
道)主要地方道米沢高畠線舗装新設工事@
金子建設工業A温度センサー付きマカダム
ローラーの使用による品質確保への取り組
みや油流出対策としてアースクリーンを準
備した環境への配慮
<河川砂防>
▲平成23年度河川整備補助事業(広域河
川)馬見ヶ崎川(野呂川)八貫橋架替(上
部工)工事@山形建設A伸縮装置工に界
面接着剤を使用し、橋梁の劣化防止、振動
防止に努めた品質確保への取り組みや、旧
八貫橋の供養塔の石碑設置
▲平成23年度(県債)河川等災害復旧事業
23年災7304号富並川(左岸)外河川災害
復旧工事@高谷建設A急激な増水に対応す
るため緊急対応訓練の実施等による作業員
の安全確保への取り組み
▲平成23年度(県債)河川等災害復旧事業
23年災3401号松橋川河川災害復旧工事@
伊藤組Aコンクリートの養生温度管理にお
いて通常の寒暖計のほかに4点式デジタル
温度計を使用し管理を行った品質確保への
取り組み
<建築>
▲平成23年度山形県立酒田光陵高校体育館
新築(建築)工事@みなと・丸吉特定JVA
鉄骨トラスの梁の施工にあたり、鉄骨工場
内で組立、たわみ量の測定を行い、現場施
工まえに十分な検討を行った品質確保へ
の取り組み
<農林水産>
▲平成23年度西郷北部地区経営体育成基盤
整備事業第24工区工事@林建設工業A生き
物引越し作戦等環境保護活動への積極的な
参加や現場事務所でのアサガオ、ゴーヤを
栽培し緑のカーテンとした環境負荷低減へ
の取り組み
▲平成23年度関川災害関連緊急地すべり
防止第2工区工事@新東京ジオ・システム
A国道災害復旧工事との連携により速やか
な通行確保に努めたことや、地域で実施す
る街路美化活動への積極的な参加による地
域社会への貢献