11年度は総額で10.7%減
3月の県内公共事業動向
2012月4月10日掲載
東日本建設業保証山形支店は、2012年
3月の県内公共事業動向をまとめた。
それによると、件数は274件、請負金額は
154億2,800万円、保証金額は62億1,900
万円で前年同月に比べ、件数で17.2%の大
幅減となっており、請負金額でも29.1%と
大きな減を示しており、それに伴い保証金
額も30.7%の減となった。
累計では、件数が4,122件で、対前年同
期比2.7%減、請負金額が1,290億5,800万
円で、同10.7%減、保証額も12.1%減とな
った。
発注者別で、3月単月を見てみると、請
負金額で、国は37%の減、独立行政法人
等は1943.8%の増、県は14.1%減。市町村も
、件数で28.3%減、金額も42.1%減少した。
保証額累計では、国が6.1%減、独立行政
法人等は47%減、県は5.9%減、市町村は17
.6%の減と前年度に比べ各発注先全てで減
少となった。
工種別累計(請負金額)に注目してみる
と、土木は3.7%伸ばしているものの、建築
30.7%、電気42.7%、管工事47.1%と建築
関連業種は大きく減少している。また、業
務委託では設計が47.5%増、調査14.1%増
、測量41.8%増と共に伸びているが、総額
では10.7%の減となった。