大林組に決定
ネクスコ 東北中央道白竜湖工事
2011月6月8日掲載
東日本高速道路東北支社は、4月28日に
施工体制評価型Ⅰ型総合評価落札方式で開
札し、保留としていた「東北中央自動車道
白竜湖工事」について、このほど大林組の
落札を決定した。
落札金額は6億4,500万円で、同社の総
合評価点は100点（技術評価点20点＋価格
点100点）だった。契約制限価格は8億9,3
93万円で落札率は72.2%。調査基準価格は
7億6,465万5,429円で、予定価格の85.5
％。重点調査基準価格は6億2,575万1,00
0円だった。
入札には、大林組のほか、竹中土木、清
水建設、鴻池組、五洋建設、鹿島建設が参
加し、大成建設は無効となった。各社とも
技術評価点は20点で、価格評価点で差がつ
いた形だ。各社の金額は、竹中土木（6億
6,000万円）、清水建設（6億6,870万円）
、鴻池組（6億9,800万円）、五洋建設（
7億2,700万円）、鹿島建設（7億5,600万
円）。重点調査基準価格を下回った者はい
なかった。
工事は、高畠町深沼地先において、工事
延長410m、切盛土工113,000m3、軟弱地
盤対策工・真空圧密工166,000m3、長尺
鋼管杭試験施工・中掘鋼管杭236m、動態観
測設備設置工一式、動態観測工一式を施工
する。工期は、2013年8月20日まで。
同工事は、昨年12月27日付で公告された
が、東日本大震災の影響のより、今年3月1
5日付で手続きが保留され、4月5日付で手
続きが再開されていた。
