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出来高融資を継続

東日本建設業保証

2015月9月17日掲載

 東日本建設業保証は、国土交通省が行っ
てきた地域建設業経営強化融資制度に対応
した金利助成終了の発表を受け、金利助成
が無くなってもニーズは高いとの判断か
ら、同社子会社の建設経営サービス(KK
S)が扱ってきた「出来高融資(商品名
)」の取り扱いを継続して行う方針で、こ
れまで以上の活用を呼び掛けている。同社
山形支店の井元勝支店長は「今後さらに自
助努力により利用者の負担増加をできる限
り軽減できるよう努めるとともに、グルー
プ一丸となって業界の資金ニーズに応え

て行きたい」と話した。
 地域建設業経営強化融資制度は、国が地
域建設業の金融円滑化を目的として平成20
年度に創設した融資制度で、工事請負代金
を債権譲渡することにより、工事の出来高
に応じて融資を受けられ、金利負担や出来
高査定費用について国からの助成が受けら
れる制度としてスタートしたが、助成の原
資となる建設業金融円滑化資金が枯渇する
ため9月30日までの融資実行分をもって終
了することになった。