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今年度最低水準

8月の県内公共工事動向

2014月9月11日掲載

 東日本建設業保証山形支店は、8月の県
内公共工事動向をまとめた。8月の取扱は
前年同月と比べて、件数で78件、請負金額
で81億3,299万円、保証金額で34億0,060
万円の減少となった。4月からの累計で
は、件数で38件(21.7%)の減、金額では
86億0,578万円(7.6%)、保証額で47億0,
384万円(10.5%)の大幅減額となった。
発注先別請負金額でみると、各発注先の件
数ともに減少しており、国36.1%、独立行
政法人等91.2%、県4.3%市町村が52.2%と
なった。結果下記のグラフが示すように前
年度同月比では5月から4か月連続で下回
り、8月は今年度になって最低水準とな

っている。
過去10年間では、前年度に比べ件数で38件
減、請負金額では8億6,0500万円の減額
となっているが、2番目の水準を維持して
いる。
 工事種類別保証取扱高の8月請負金額を
みると、土木が19.5%、建築58.0%、電気6
4.7%、機械器具設置79.1%と大きく減額
したが、管41.7%、設計7.9%、調査49.9%
、測量50.4%とそれぞれプラスになった。
累計でも、調査が42.2%、電気が4.4%増
額したほかはすべて減額となっている。