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5日、12社を知事顕彰

14年度山形県優良工事

2014月7月28日掲載

山形県は25日、「14年度山形県優良工事顕
彰」対象工事を発表した。8月5日県庁知事
室で顕彰式を行う。
 今年度の対象工事は12件で、道路部門が
渋谷建設、沼田建設、永井建設、東海林建
設、山田塗装、山形建設の6件。河川部門
が升川建設、丸高の2件。建築部門が渋谷
組の1件。農林水産部門が荘内土木、林建
設の2件。下水部門が三和の1件。
 今回の顕彰対象工事は、前年度比76件増
の1,020件(1,000万円以上)で、特に「
地域住民と連携した環境保護活動や清掃活
動など地域社会の貢献」「新工法の採用や
会社一丸となった創意工夫による品質確保
への取り組み」「厳しい施工条件や自然条
件を克服し、工事施工中の安全確保につと
めた」ことなどにより、出来形、品質共に
高い評価を受け完成し、建設技術水準の向
上に努め、他の模範となる工事であるとし
て選定した。

 なお、受賞企業に対して、入札参加資格
審査の発注者別評価点数及び総合評価落札
方式の技術点において、加点措置が講じら
れる。
詳細は次の通り(@施工者A評価ポイン
ト)
<道路部門>
▲平成24年度(県債)街路整備事業(防
災・安全交付金)3・4・207山形老野森線
道路改良工事@東海林建設A交通量の多い
街路区間において丁寧な地元説明を行うと
ともに、インターンシップ受け入れ等、積
極的なイメージアップに努めた
▲平成24年度(明許)道路改築事業(交付
金・地方債・補正)主要地方道山形山辺線
道路改良工事@渋谷建設Aレーザー式金属
探知機により、隣接構造物に十分な配慮を
行うとともに、周辺への騒音対策の吸音パ
ネルを設置するなど新技術を積極的に活用
した

▲平成24年度道路施設長寿命化対策事業(
地債・橋梁補修)主要地方道山形朝日線城
南跨線橋橋梁補修工事@山形建設Aショッ
トブラストによる油脂分の除去などにより
防水性能の向上等独自調査を実施し、品質
及び施工性等の向上に努めた
▲平成24年度(県債)(一部債務)河川等
災害復旧事業平成24年債7402号道路災害
復旧工事(第1工区)@沼田建設A厳しい
作業条件にも関わらず、工程管理のフォ
ローアップを密に行い、日本最大級の長さ
のラーメン式桟道橋の施工を冬季前までに
工事を完成させた
▲平成24年度(県債)(一部債務)河川等
災害復旧事業平成24年債7402号道路災害
復旧工事(第2工区)@永井建設A厳しい
作業条件にも関わらず、工程管理のフォ
ローアップを密に行い、日本最大級の長さ
のラーメン式桟道橋の施工を冬季前までに
工事を完成させた

▲平成25年度道路施設長寿命化対策事業(
地債・橋梁補修)一般県道砂越余目線庄内
大橋橋梁塗装工事@山田塗装A長大橋塗装
工事に際し、簡易式ウエットゲージを併用
することで塗装厚の管理を効率化し作業性
の向上を図った
▲平成24年度河川整備単独事業(河川自然
災害)白水川排水樋門工事@升川建設A工
程が厳しい状況の中で、工程短縮及び品質
確保を図るため、コンクリート穴処理栓や
クラック抑制添加剤等の新技術を積極的に
活用した。
▲平成24年度(繰越明許)海岸保全対策事
業(防災安全・国補正)比子地区海岸ヘッ
ドランド工事@丸高A会場工事で自然条件
が厳しい中、消波ブロックの仮置き等によ
り、効率的かつ確実な施工を実施し、積極
的な工程のフォローアップを行った
▲平成24年度緑町庭園(仮称)多目的施
設・庭園修景等工事@渋谷組A東北一と

される庭園の整備に当たり、県内職人への
作業技法の技術移転に配慮すると共に、県
産品を積極的に採用し、復元に努めた
▲平成24年度(明許)防災・安全交付金(
山形処理区)山形山辺中山幹線管更生工事
@三和A1日の作業時間が限られる中で、
早期に強度が発生する特殊モルタルや自走
式製管方式を採用することにより、作業性
を向上させ、工期短縮に努めた
▲平成24年度西郷北部地区経営体育成基盤
整備事業第43工区工事@荘内土木A小学

校総合学習への協力や工事新聞発行等、地
域との積極的なコミュニケーションを図る
とともに、多くの隣接工事と密な工程調整
を行い、円滑な工事に努めた
▲平成24年度田ノ沢予防治山工事@林建設
A高所作業であるため、現場に姿見を設置
し、保護具装着等の安全意識を高めるとと
もに、雷探知機により落雷被害の未然防止
につとめるなど、安全管理を徹底した