請負金額は14.8%増
9月の県内公共工事動向
2012月10月17日掲載
東日本建設業保証山形支店は、前払金保
証から見た9月の県内公共工事動向をまと
めた。
9月の取扱は前年同月と比べて、件数で1
2件（▲2.1%）減少したものの、請負金額
で21億5,862万円（14.8%）、保証金額で
8億0,192万円（13.6%）の増加となった。
4月からの累計でも、件数で70件（3.1
%）、請負金額で175億4,517万円（22.1%
）、保証額で75億0,256万円（24.2%）の
増となっている。
9月の発注者別では、県の発注件数は28
件（12.4%）増加、請負金額では21億3,50
0万円（44.1%）と大きな伸びを示してい
るほか、国が件数で▲13.7%に対し、金額
は1.4%増加している。反面、市町村では
件数▲11.8%、金額▲1.0%減少した。但し
累計では、その他を除きすべて増加してお
り、特に県と市町村が請負金額で35.9%、
38.6%と大きな伸びを示しており注目され
る。
工種別の9月単月前年比では、土木工事
が件数9件（▲2.2%）減少したものの、請
負金額では11億9,000万円（11.0%）の増
となっているほか建築が件数4件減、金額4
億9,300万円の増、電気は件数▲45.8%、
請負金額▲15.4%と前月に続き大きく減
少。一方、管工事は件数55.6%、請負金額
33.4%とともに大きな伸びとなった。設計
は件数、金額とも30%台の伸び。
