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工事件数、請負額とも大幅増

7月県内公共工事動向

2012月8月11日掲載

 東日本建設業保証山形支店は、前払金保
証から見た7月の県内公共工事動向をまと
めた。
7月の取扱は前年同月と比べて、件数で21
件(4.6%)、請負金額で40億3,581万円(
22.1%)、保証金額で20億8,010万円(30.
5%)の増加となった。
 4月からの累計でも、件数で76件(6.0
%)、請負金額で120億2,100万円(24.8%
)、保証額で52億4,800万円(28.0%)の
増となっている。
 7月の発注者別でも県の発注件数が減
少(▼8.2%)しているものの金額では22
億3,100万円(87.1%)増加、特に国発注
が件数40.4%増、請負金額で22億0,600

万円増となっている。
 工種別の7月単月前年比では、土木工事
が件数3件減(▼1.0%)となっているが請
負金額では35億1,400万円(33.9%)の増
となっているほか建築が件数3.8%増、金額
1.2%減、電気件数11.5%増、金額13.2%減
、管件数10.7%増、金額8.8%減となった
が、今回の特徴として建築設計が件数52.6
%増、金額39.8%増と大きな伸びを示して
いる。
 請負金額の月別推移表が示す通り、過去
2年と比較して5、6、7月共に請負金額が上
回っており、今後の動向が注目される。