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中央付近に3棟整備へ

山形市営南山形住宅の建替え 22年度はF棟整備に着手

2010月3月23日掲載

 山形市は、南松原2丁目地内の老朽化し
ている南山形住宅建替事業について、全体
的な配置プランをまとめた。すでに、20〜
21年度で敷地東側にRC壁式4FのC棟及び
D棟(各16戸)を整備しているが、今後
は、中央付近に3棟の共同住宅を整備す
る。
 南山形住宅は、昭和42年度から46年度に
かけて順次、整備された施設で、老朽化が
進むとともに、間取り等が現代のニーズに
マッチしなくなっていることから建て替え
るもの。
 中層耐火4Fのアパート2棟(A棟、B
棟)は残し、準耐火2F及び準耐火1FのA
型、B型、C型、D型住宅を対象に、全体
で139戸分を整備する。すでに整備された
C棟・D棟が、各16戸のため、残りは10

7戸分となり、今後の配置プランでは、敷
地中央付近にE棟(35戸)、F棟(40戸)
、G棟(32戸)の3棟を順次整備していく
方針だ。敷地の西側にあるB型住宅は解体
され、駐車場として利用していく。
 22年度は、3棟のうちF棟の整備に着手
する。規模は、RC4F約2,700uで、新年
度早々に発注し、7月ごろには着工する予
定。実施設計は、鈴木建築設計事務所が担
当している。22年度当初予算には、同住棟
建設・2期建替外溝工事設計ほか事業費と
して279,549,000円が措置されている。
 市管理住宅課では、おおむね27年度ごろ
までには、全体の整備を終えたいとしてい
る。