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月内には落札者決定へ

山形大学 有機デバイス研究施設

2010月1月20日掲載

 山形大学は、12月18日に一般競争入札(
標準型総合評価落札方式)したが、最低基
準価格を下回ったため保留としている有機
デバイス研究施設新営その他工事につい
て、月内には落札者を決定する見通しだ。
 入札では、4社が最低基準価格を下回
り、うち2社が各費用の一定割合(直接工
事費75%、共通仮設費70%、現場管理費7
0%、一般管理費等30%)を下回ったこと
から特別重点調査の対象となっていた模様
で、この2社は失格となり、3番札の業者に
ついて調査を実施中。その結果にもよる
が、工期の問題もあることから1月中には
決定したい意向。
 有機デバイス研究施設は、米沢市城南

4丁目3番16号の工学部キャンパス内に、有
機ELなど有機エレクトロニクスの研究拠
点として、RC5F5,711.72uの規模で
整備される。完成は、22年12月20日を予
定している。
 なお、12月18日に行われた他3件の関連
工事については、いずれも低入札調査対象
となったものの、機械設備は436,000,00
0円(落札率74.52%)で三建設備工業、
電気設備は89,000,000円(同58.96%)
で太平電気、エレベーター設置工事は17,2
00,000円(同77.48%)で日本エレベー
ター製造に決まっている。